どの会社にも数名はいそうな"セコい人"。先日のガールズちゃんねるに「会社、職場でセコイ人いませんか?」というトピックが立つと、様々なパターンのセコい人エピソードが集まった。
まずはよくあるパターンから。やはり多かったのは、備品などの持ち帰り系だ。「会社のトイレットペーパーを持ち帰るおっさん」「人が持ってきたお菓子をバクバク食べて、なおかつ子どもに持って帰るオバハン」という比較的まだマシ?なものを筆頭に、
「病院勤務だけど、薬や備品を持ち帰る人」
「飲食店にいた頃先輩が米二袋(20キロ)持って帰ってた」
など"横領"という言葉がチラつくシャレになっていないものまで。最初の「ま、いっか」がエスカレートすると怖い。(文:みゆくらけん)
会社での「スマホ充電」をセコいと感じる人も
また、「タバコ休憩をやたらとる人」「仕事終わりや休憩でタバコ吸ってると毎回『1本下さい』っていう20代半ばの男」というタバコ系も。これもありがち。タバコ1本下さい男はけして自分では買わない。
あまりにも目に余るため、会社の飲み会の際、店に入る直前に「タバコ吸うなら買ってきなよ」と注意したところ、それ以降自分には言ってこなくなったと投稿した人もいた。「自分には」ということは、まだ他の人には「クダサイ」しているのか。ある意味凄い。気づけ。
他に多かったのは、スマホの充電。「充電ぐらい」と考える人も多そうだが、「たまにとかならまだ理解出来るけど、毎日充電している人ってケチ」「通勤中や休憩中に、馬鹿みたいに暇さえあればいじりまくって充電足りなくなって会社で充電してるとか頭悪い」など「ダメなものはダメ!」と考える人も多いようだ。
東日本大震災後、いつ何が起こるかわからないと思うようになり「割とみんな当たり前に充電するようになった」という人に対しても、
「私はモバイル充電を持ち歩いている。震災を言い訳に会社で当然のように充電する人は引く」
という意見があった。当たり前のように充電していても、それを冷ややかな目で見ている人がいるということを忘れてはならぬようだ。
「入浴介助の仕事で自分の頭を洗っている人がいた」
しかし、スマホ充電などまだカワイイのかもしれない。
「社有車からガソリンを、暖房用タンクから灯油を抜くジジイがいる」
この"ジジイ"は「出張費とかも誤魔化す」らしく、投稿者は「こんなの定年で切ればいいのに。再雇用するメリットがわからない」と憤っている。
"盗人"系では他に、「職場で野菜育ててるんですけど、大根引っこ抜いてるの目撃した事ならある」というものも。セコいというか、その姿を想像したら妙。あとは「残ったコーヒーかき集めオジサン」もひどい。そのオジサンは来客時にコーヒーを作っていたら必ず給湯室に現れ「コーヒー余ったらちょうだい」とオネダリしてくるという。
「70円で紙コップの自販機あるんだから買えよ!ドン引きしたのが、客が帰った後、数人の客がちょっとずつ残したコーヒーを一つのカップに集めて飲んでた。どこまでケチやねん」
他人の残りのかき集めって気持ち悪くないのだろうか。中には「セコイのはお金がないからだよ、察してあげなよ」という書き込みもあったが、いや、もはやそういう問題ではない。極めつけはコレだ。
「介護の仕事してた時、入浴介助のとき自分の頭洗って、家で洗わないって言ってる人いた」
どうやって!?と思う。介護している人のすぐ横で自分の頭洗うの?ツワモノ。
「人としてセコい」パターンも多々あるようで、「パートさんの手柄などを、さも自分が考えました風に本社に提案する女性社員」「『これやってみる?』って言って仕事を押し付けてくる上司」「終了30分前以降は絶対に電話を取らないお局」などという声が上がっている。見抜かれているなァ。
また、「セコいのは仕方がないとしても堂々とセコい人って不愉快」という声もあったが、確かに。良心の呵責を感じられるものはまだマシだ。コソコソと大根を引っこ抜いている姿を想像したら、ちょっと笑ってしまうもんな(やったらアカンことだけど!)。
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