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いくえみ綾『プリンシパル』実写映画化 糸真役は黒島結菜、弦役は小瀧望

2017年02月15日 10:32  CINRA.NET

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左から住友糸真役の黒島結菜、舘林弦と住友糸真の原作ビジュアル ©2018「プリンシパル」製作委員会
いくえみ綾の漫画『プリンシパル』が実写映画化され、2018年に全国で公開される。

『プリンシパル』は、映画化もされた『潔く柔く』などで知られるいくえみ綾が2010年から『Cookie』で連載した作品。母親と離婚した実の父親を頼りに東京から札幌に引っ越した女子高生・住友糸真が、女子の間で「みんなのもの」というルールが作られている学校の人気男子生徒・舘林弦と桜井和央と距離を縮めていく、というあらすじだ。映画版のタイトルは『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』となる。

弦と和央と仲良くすると女子に仲間はずれにされると知りながら、恋に落ちていく主人公・糸真役を演じるのは黒島結菜。クールで口は悪いが幼なじみの和央を大切にしている弦役を小瀧望(ジャニーズWEST)が演じる。弦はいくえみ綾のオフィシャルファンブック『いくえみ男子スタイルBOOK』のTwitter連動人気ランキングで1位に輝いたキャラクターだ。

ヒロインを演じる黒島は「北海道の広大な景色と澄んだ空気の中で、主役になりたいと健気に生きている糸真を演じることに今からワクワクしています」とコメント。小瀧は「とにかく原作のイメージを崩さないよう、弦になりきれるよう共演者とスタッフの皆様にお力をお借りして精一杯頑張ります」と意気込みを語っている。

メガホンを取るのは監督作『花戦さ』の公開を6月に控える篠原哲雄。脚本は映画『くちびるに歌を』『青空エール』などの持地佑季子が手掛ける。撮影は原作の舞台である北海道で3月に行なわれる予定。

■黒島結菜のコメント
映画『プリンシパル』で住友糸真役を務めさせていただきます黒島結菜です。原作を読んで、現実にありそうだけど予想できない展開に引き込まれました。北海道の広大な景色と澄んだ空気の中で、主役になりたいと健気に生きている糸真を演じることに今からワクワクしています。ただ、寒さに少し弱いので負けないよう強い気持ちで撮影頑張ります!素敵な作品にして皆さんに届けたいと思っていますので、よろしくお願いします。

■小瀧望(ジャニーズWEST)のコメント
主演映画のお話を頂き、心の底から嬉しかったです。勿論初めてのことなのでプレッシャーを感じているものの、現状では楽しみの方が勝っています。原作は僕がイメージしていた少女漫画よりも人間味溢れるところが新鮮でした。僕が演じる弦はクールで愛想が悪く人に対して興味がないという自分と全く違う性格なのでどのように演じれば良いかずっと考えています。とにかく原作のイメージを崩さないよう、弦になりきれるよう共演者とスタッフの皆様にお力をお借りして精一杯頑張ります。ぜひ大勢のお客様に御覧頂きたいと思います。

■篠原哲雄監督のコメント
10代の青春の心のときめきを撮りたい。恋をして、傷ついて、自分の生き方を見つけていく姿を、かわいく、オシャレにポップに。
誰しもがプリンシパル=主役になれる様を見て欲しい。僕にとっても監督人生20年を越えて、こんなにみずみずしく、ひたむきな青春の群像を描ける作品に巡り合えて心を新たにしています。黒島結菜と小瀧望を札幌の雪景色の中でキュンキュンと輝かせたい!

■持地佑季子のコメント
あなたには好きな人がいますか?
あなたには夢がありますか?
あなたには親友がいますか?

そう聞かれた時、はっきりと自信を持って、答える事が出来るだろうか?
この映画は、恋に、人生に、友情に、迷い続ける主人公たちの、答えを示す、道しるべのような映画になっています。

北海道の冬
降り続ける真っ白な雪に、凍てつく空気
真っ直ぐにどこまでも続く道に、寒空に灯る家々
それらが、迷い続ける主人公たちを際立たせ、儚く魅せます。
そして何より、映画の中でしか味わえない、役者さんたちの姿を、楽しんで頂ければと思います。

■いくえみ綾のコメント
年甲斐もなく若い子の漫画を描いてしまいましたが、それがまたこんな若いかわいい子達に演じてもらえて、そりゃもうスクリーンから溢れ出るであろうピチピチさを、また自分に還元してこれからも頑張っていきたく、映画の完成を大変楽しみにしております。