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カールステン・ニコライ個展 日本未発表作含むサイトスペシフィックな展示

2017年02月15日 10:32  CINRA.NET

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カールステン・ニコライ『ユニディスプレイ』, unidisplay, 2012 Photos: Axel Schneider Courtesy Galerie EIGEN + ART Leipzig/Berlin and Pace Gallery
展覧会『カールステン・ニコライ:Parallax パララックス』が、3月18日から千葉・市原湖畔美術館で開催される。

1965年に現在のケムニッツである旧東ドイツのカール=マルクス=シュタットで生まれ、ベルリンを拠点に活動するアーティストのカールステン・ニコライ。人間の知覚や光、音、自然現象をテーマにした作品の発表を続けている。またAlva Noto名義でミュージシャンとしても活動し、坂本龍一と共同で音楽を制作した映画『レヴェナント:蘇えりし者』は『第73回ゴールデン・グローブ賞』作曲賞、『第59回グラミー賞』最優秀サウンドトラックアルバム賞にノミネートされた。

ニコライにとって日本国内では最大規模の個展となる同展。市原湖畔美術館の空間を活かした展示構成で、サウンドインスタレーションなど日本未発表作を含む6プロジェクトが紹介される。なお同展のタイトルは「2つの異なる点から見ることで対象が異なって見える視覚効果」を意味している。

初日の3月18日にはオープニング記念としてニコライによるトークイベントを予定。詳細は同館のオフィシャルサイトで後日発表される。