MotoGPクラスに参戦するエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSは、2月14日、負傷リハビリ中のティト・ラバットが、明日から始まるフィリップアイランドオフィシャルテストを欠場することを発表した。
ラバットはセパンオフィシャルテスト2日目に転倒し、左ヒザのじん帯と左足四頭筋の腱を損傷、右手橈骨(とうこつ)と右手第5中手骨、右足末節骨を骨折。すぐにスペインに戻って手術を受け、リハビリを行なっていたが、左ヒザの可動域が十分でないことから、フィリップアイランドでのテスト参加を見送ることになった。
「ティトはマレーシアで負傷した後、フィリップアイランドでのテストで走るために懸命に働いていた」とチーム代表のミシェル・バルトレミーは次のようにコメントしている。
「骨折の治療が順調でも膝の損傷はまったく別の話だ。フィリップアイランドでのテストに参加すれば、感染の危険性がある」
「カタールテストまでに回復する時間を与えるために我々とティトが一緒に決定を下した。これは正しい決定だよ」
ラバットは、開幕戦カタールGPの事前テストとなるロサイルオフィシャルテストでの復帰に向けて、今後もリハビリを継続する。