モビスター・ヤマハMotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが、アジア2カ国をヤマハ車のプロモーションのために訪問した。
2月15日から始まるオーストラリアのフィリップアイランドでのオフィシャルテストを前にしたふたりだが、ビニャーレスはタイとベトナムの2カ国を、ロッシはビニャーレスと共にベトナムを訪問し、現地のファンから熱烈な歓迎を受け、アジアでのMotoGP人気の高さを証明。ベトナム初訪問となったロッシは16日の誕生日を前にバースデーケーキのプレゼントを受た。
ロッシとビニャーレスはセパンテスト前に、インドネシア、フィリピンを訪問しており、今回でアジア4カ国を巡るプロモーションツアーは無事終了となった。
「ベトナムを訪れるのは初めて。とても美しい国だった。ホーチミンをゆっくり見て回ることはできなかったが、車で移動中もずっと窓の外を見ていたよ」とロッシ。
「すごくたくさんの人たちがスクーターで移動している光景に驚いた。ヤマハ・ベトナムの組織がよく、この国の人たちのバイクへの情熱を感じることができた。また、ベトナムを訪れてみたいね」
「それから、ベトナム人ライダーが近い将来、プロライダーになれるといいと思う。これからオーストラリアに向け移動し、3日間の重要なテストに臨む。M1に乗れるのが楽しみだ。テストが待ちきれないよ」
ビニャーレスは「昨日のタイのイベントは本当に楽しめた。信じられないくらい大勢の人たちがバンコクでのイベントに集まったんだ」とイベントを振り返った。
「こうしたツアーでは毎回、暖かい歓迎に驚かされる。人々はフレンドリーだし、MotoGPへの情熱が強く、特別なモチベーションを感じる」
「特にショートコースでバレンティーノと一緒にヤマハのスクーターに乗ったのは楽しかった。バイクに乗って、ファンと体験を共有するこういうイベントが大好きなんだ。すばらしい2日間を提供してくれたタイとベトナムのヤマハに感謝したい。彼らは親切でボクたちに常に気を使ってくれた」
「次のオーストラリアのテストに集中しよう。M1に乗れるのを待ちきれないよ」