ホンダは2月13日、東京・青山のホンダウエルカムプラザで2017年のモータースポーツ体制発表会を開催し、『“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース』へ参戦するチームを発表した。
今年で40周年を迎える鈴鹿8耐。17年シーズンは鈴鹿8耐が世界耐久選手権シリーズ(EWC)の最終戦に組み込まれたため、日本でEWCのチャンピオンが決まる可能性もある。そのため日本国内だけでなく世界からも大きな注目を集めている。
発表会では、17年シーズンの鈴鹿8耐を戦うチームが発表された。発表されたチームはau&テルル・コハラRT、F.C.C.TSR・ホンダ、ホンダ・チーム・アジア、ホンダ・ドリーム・レーシング、MuSASHi RT ハルク・プロ、モリワキ・モチュール・レーシングの6チームだ。
MuSASHi RT HARC-PROはエースの高橋巧を継続起用。高橋のチームメイトは、まだ未定とのこと。ホンダ・ドリーム・レーシングはTOHOレーシングの山口辰也を迎え鈴鹿8耐に挑む。
なお、au&テルル・コハラRT、F.C.C.TSR・ホンダ、ホンダ・チーム・アジアの3チームに関してはライダーは未定。また、この6チーム以外に関しても、詳細が決まり次第発表するという。
モータースポーツ部の山本雅史部長は「昨年、ホンダは鈴鹿8耐で惨敗を喫しました。今シーズンは新型CBR1000RR-SP2を投入し優勝を目指します」と意気込みを語った。
ホンダはヤマハの鈴鹿8耐3連覇を阻止すべく、新型CBR1000RR-SP2を投入し盤石の体制で挑む。今後も起用ライダーを含め参戦体制を随時発表するとしており、続報に期待したい。