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ジョージ・マイケルの最後の恋人 遺体発見後の通報で取り乱した様子が明らかに

2017年02月12日 20:04  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョージ・マイケルの最後の恋人ファディさん(左)(出典:https://twitter.com/fadifawaz)
昨年クリスマスに、自宅で亡くなっているところを発見された英歌手ジョージ・マイケル(享年53)。そのジョージの第一発見者とされる最後の恋人は、ベッドで息絶えた状態のジョージを必死に介抱。しかしその甲斐はなく救急隊を要請し、電話で「亡くなっているようです。体はすでにかなり硬直しています」と状況を伝えたという。

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再び音楽業界の第一線で活躍することを世界中のファンに期待されるなか、昨年のクリスマスに帰らぬ人となったジョージ・マイケル。そのジョージの最後の恋人ファディさん(Fadi Fawaz)は、ベッドで息を引き取ったジョージの姿に愕然としたもよう。かなり気が動転してかすぐには救急隊を要請せず、しばしひとりで必死に蘇生を試みていたという。このほどファディさんが半狂乱で救助を要請する通話内容が明かされたが、彼はオペレーターを相手にこう話している。

「ジョージ・マイケルですが、死んでいるんだと思います。彼はベッドにいます。」
「彼は冷たくなっています。青くなっていて、すごく硬くなっていて…。」
「僕はどうにか彼を起こそうとしたんです、1時間もね。でもムリです、体が青く、冷たくなっている…。」

そんなファディさんに、オペレーターは「死が近いような兆候はあったのですか?」と質問。それにファディさんはこう答えている。

「いいえ、まさか。彼が起きるのを何時間も待っていたのに来ないので、起こしに行ったんです。すると、亡くなっていました。」

ジョージの死に特に犯罪性はないと警察はみているが、検視でも死因は特定されず、今も何が彼の命を奪ったかを断定すべく調査は続いているそうだ。しかしジョージのイトコは「誤って薬物を過剰摂取したのでは?」と考えているのだそう。また晩年は「ハードドラッグを使うようになっていた」という噂もあり、調査は難航しているもようだ。

その死因は不明だが、音楽界をリードする素晴らしいミュージシャンはあまりにも早くこの世を去った。「もっと彼の音楽を聴きたかった」というミュージシャンも多く、彼の死を今も多くの関係者やファンが悼んでいる。



出典:https://twitter.com/fadifawaz
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)