トップへ

WRCスウェーデン:SS1はラトバラ最速。トヨタに復帰後初のステージ優勝もたらす

2017年02月10日 10:42  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

WRCスウェーデンのSS1はラトバラが最速。トヨタに復帰後初のステージ優勝をもたらした
WRC世界ラリー選手権第2戦スウェーデンは2月9日、SS1が行われ、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)がトップタイムをマーク。総合首位に立った。

 第2戦スウェーデンはシリーズ唯一のフルスノーラリー。オープニングのSS1は、ラリーのHQが設けられるスウェーデン・カールスタードで、2台のマシンが同時に走るスーパースペシャルステージとして行われた。SS距離は1.9kmだ。

 1月に行われた第1戦モンテカルロで総合2位を獲得しているラトバラは、このSS1で2番手のティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)を0.6秒上回りトップフィニッシュ。

 ラトバラはトヨタにシリーズ復帰後、初のステージ優勝をもたらすと同時にラリーをリードする立場で初日を終えた。また、チームメイトのユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)も総合8番手につけた。

 総合2番手にはヌービル、同3番手にはダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)とヒュンダイ勢が続き、同4~5番手にはオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)、セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)とMスポーツ勢がつけている。

 今大会のWRC2にトミ・マキネン・レーシングから参戦している新井大輝(フォード・フィエスタR5)、勝田貴元(フォード・フィエスタR5)は新井が総合20番手/クラス7番手、勝田が総合26番手/クラス10番手となっている。

 現地10日にはSS2~SS8の7SSが行われ、本格的に競技がスタートする。