マクラーレンF1チームのレーシングディレクター、エリック・ブーリエが、2017年型MCL32には「エキサイティングな変更」が施されていると語った。
長くチームを率いたロン・デニスが離脱して迎える初めてのシーズン、マシンの名称はこれまで伝統的に使用されてきた「MP4」が外され、「MCL32」となることがすでに発表されている。また、カラーリングも大きく変更され、1968年から1971年まで使用したオレンジを取り入れたデザインになるのではないかと推測されている。
チームは、新車MCL32を2月24日に正式に発表するが、SNSでの告知にオレンジを使用し、カラーリング変更のうわさを加速させている。
今年1月の国際時計見本市ジュネーブサロンでは、パートナーのリシャール・ミルのブースにおいて、ブラックにオレンジが入ったカラーリングのMP4-31が展示された。
マクラーレン・ホンダの公式サイトに9日に掲載されたインタビューにおいて、ブーリエは、2017年の変化について以下のように語った。
「変化は常にあるものであり、そうあるべきだ」とブーリエ。
「F1マシンは1戦ごとに変化している」
「このビジネス全体で見ると、我々は他にも変化を引き起こそうとしている。我々の新車MCL32にはエキサイティングな変更を施すことを予定している。しかし世界中に披露する2月24日まではそれは秘密にしておきたい」