ウイリアムズF1チームが、マクラーレンでチームマネージャーを務めたデイブ・レディングと契約したことを正式に発表した。ウイリアムズは、スポーティングマネージャーのスティーブ・ニールセンの職務内容が変わることを併せて明らかにした。
マクラーレンは7日、2000年から17年にわたって所属したレディングがチームから去り、後任はチーフメカニックのポール・ジェームズが務めることを認めた。
レディングはウイリアムズに移籍するものとみられていたが、8日、チームが正式にそれを認めた。
「最初から、スポーティングマネージャーのスティーブ・ニールセンは、2017年シーズンが終了した後には、グランプリの現場を訪れる機会を減らしたいという意志を明らかにしていました」というチーム副代表クレア・ウイリアムズのコメントが発表された。
「彼は30年以上も世界中を飛び回ってきました。私たちは彼の気持ちを理解し、尊重しました」
「スティーブは2014年にチームに加入して以来、素晴らしい仕事をしてきてくれました。レースチームの再編に貢献し、ピットパフォーマンス改善の推進において見事な仕事を果たしました」
「今年のうちにデイブ・レディングがウイリアムズにチームマネージャーとして加入することを認めます。彼はスティーブと共に働き、スムーズに作業を引き継ぎ、2018年にはレースチームに対する責任を全面的に担います」
ニールセンは、1980年代からF1で活動、さまざまなチームに所属し、ケータハム、トロロッソを経て、2014年終わりにウイリアムズに加入した。ピットストップ作業の改善への取り組みが昨年実を結び、ウイリアムズはタイヤ交換作業のはやさで定評を得た。