映画『トモシビ 銚子電鉄 6.4kmの軌跡』 が、5月から全国で順次公開される。
千葉・銚子で1923年から運行されている「銚子電気鉄道線」を舞台にした同作。地域活性化イベントに「高校生ランナーと銚子電鉄が競争する」という自身のアイデアが採用された16歳の主人公・椎名杏子を中心に、同線の周囲に暮らす人々の姿を描く。
杏子役を演じるのは、同作で映画初主演を果たす松風理咲。杏子の母役を富田靖子、母の友人で銚子電鉄に運転士として勤務する磯崎役を有野晋哉が演じるほか、銚子を訪れた女性・キミエ役の植田真梨恵、キミエに惹かれる「撮り鉄」の青年・熊神役の前野朋哉、元駅長役の井上順が出演者に名を連ねている。
監督は映画『の・ようなもの のようなもの』を手掛けた杉山泰一。原作は吉野翠による連作短編『トモシビ~銚子電鉄の小さな奇跡~』となる。なお同作は千葉・イオンシネマ銚子で先行公開後、東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。