BMWモータースポーツは2月8日、5月27~28日に開催されるニュルブルクリンク24時間に参戦するドライバーラインアップを発表した。
BMWは2017年のニュル24時間に向け、DTM活動から外れたチーム・シュニッツァー、さらにローヴェ・レーシング、シューベルト・モータースポーツといった精鋭チームを送り込み、BMW M6 GT3での勝利を目論むが、ドライバーラインアップもBMWワークスドライバーを多数揃えたものとなった。
DTMからは、王者マルコ・ウィットマンをはじめブルーノ・シュペングラー、マキシム・マルタン、アウグスト・ファーフス、トム・ブロンクビストといったところが参戦。また、IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップに参戦するドライバーからはマルティン・トムチェク、アレキサンダー・シムス、ジョン・エドワースといったところが登場する。
また、クノ・ウィットマー、ニッキー・キャツバーグといったGT3のエキスパートに加え、リチャード・ウェストブロック、マーカス・パルタラ、さらにマカオF3ウイナーで、今季はフォーミュラEを主戦場とするアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、そしてスーパーGT300クラスで活躍するヨルグ・ミューラーも名を連ねた。
さらに“BMWのニューカマー”として紹介されたのは、二度のDTMチャンピオンで、長年アウディの顔と言えたティモ・シャイダー。シャイダーにとってニュルブルクリンクは初めてではないが、当然BMWで走るのは初めてのことだ。また、トム・オンスロー-コール、マルク・バッセングといったところに加え、ウイリアムズF1の育成ドライバーだったアレックス・リンがBMWからニュル24時間に参戦することになった。
「ニュルブルクリンク24時間を本当に楽しみにしているよ。いつでも我々にとっては特別な週末だし、BMWモータースポーツの歴史にとって重要な役割があるレースだ」と語るのは、BWMモータースポーツ代表のイェンス・マルカルト。
「昨年はBMW M6 GT3のデビューレースで5位だったが、我々がハッピーになるには今年もう少しポジションを上げなければならない。それを可能にするために、経験あるチームと信頼があり、速いドライバーを必要としたのだ」