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2018年の世界ラリークロスにルノー・メガーヌ参戦へ。プロドライブが製作

2017年02月08日 19:02  AUTOSPORT web

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プロドライブが製作中のルノー・メガーヌRX
プロドライブは2018年のWorldRX世界ラリークロス選手権に向けて、ルノー・メガーヌIVをベースとしたルノー・メガーヌRXを開発中だと発表した。

 チームによれば新型マシンは搭載するエンジンを含め、すべてを新規に設計。今年9月には実車を披露し、秋頃にスタートする走行テストを経て、18年シーズンから投入する計画だという。

 ドライバーを務めるのはフリースタイル・スキーの元世界王者でジュニアWRCやクロスカントリーラリーなどへの参戦経験を持つゲラン・シシェリ。シシェリは18年シーズンからのフル参戦に備え、今年もシリーズ数戦へのスポット参戦する予定だ。

 プロドライブを率いるデイビッド・リチャーズは「我々にとって、世界ラリークロス選手権へ参戦することは、長年の夢だった」と語る。

「世界的に見ても、ここまで急速に成長しているカテゴリーは存在しない。シリーズチャンピオンを獲得するべく、これまで培ったすべての経験を活かして戦闘力のあるマシンに仕上げるつもりだ」

「ゲラン(・シシェリ)は才能あふれるドライバーで、彼とともにマシンを作り上げることを楽しみにしている。ゲランにとっても、ルノーにとっても誇りに思えるマシンになるだろう」

 ドライバーを務めるシシェリは「プロドライブとともに、ずっと夢見てきたプロジェクトに取り組めることに興奮しているよ」と意気込みを明かした。

「彼らほど強力なチームは存在しないと思う。パドックに衝撃を与えるマシンを作ることができると確信しているよ」

「プロドライブが最高のマシンを作り上げると確信しているし、僕のパーソナルスポンサーやオリジナルブランドとともに、シリーズを戦えることが嬉しい」

 WorldRXにはペター・ソルベルグやセバスチャン・ローブ、ケン・ブロックなど世界中で人気を集めるドライバーが参戦しているほか、プジョーやフォルクスワーゲン、アウディなどが関与を強化。欧州を中心に人気を博している。