ヤマハは2月7日、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスや鈴鹿8時間耐久ロードレースで活躍する野左根航汰が、2017年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)にレギュラーライダーとして参戦すると発表した。
所属するチームは、16年の鈴鹿8耐で所属したYART・ヤマハオフィシャル・EWCチーム。野左根は、16年に同チームから鈴鹿8耐に初参戦し4位を獲得した。
野左根は、4月に開催されるEWC第2戦ル・マン24時間耐久レースからチームに合流。ブロック・パークス、マービン・フリッツ、マックス・ノイキルヒナーとともに年間チャンピオン獲得を目指す。
「世界耐久選手権にフル参戦できることをうれしく感じるとともに、とてもワクワクしています」と野左根。
「幼い頃から世界選手権で走ることが夢のひとつでしたが、今日、その夢がひとつ叶いました。いままでサポートしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです」
また、チームタイヤは昨年まで使用していたピレリからブリヂストンに変更し、残り4戦を戦うという。
「今回はブリヂストンがサポートしてくれることになり、非常に心強く思っています。ファンの皆さんの期待に応えられるよう全力で走りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」
EWC第2戦ル・マン24時間耐久は4月15日から開催予定。世界へ挑む野左根の活躍に期待したい。