映画『SYNCHRONIZER』が、2月11日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。
同作の主人公は、人間と動物の脳波を同期させる研究を無認可で行なう男・長谷川。自身の研究がもたらす成果に気付いた同僚・木下と恋愛関係になった長谷川が、母親の認知症を人間同士の脳波の同期によって治療する試みに没頭するというあらすじだ。
立教大学現代心理学部の「映像生態学プロジェクト」の一環として制作された同作。同学部で教鞭を執る万田邦敏が監督を務める。万田と共同で脚本を手掛けたのは、同学部での卒業制作となった映画『みちていく』が劇場公開された竹内里紗と、映画監督の小出豊。出演者には長谷川役の万田祐介、木下役の宮本なつをはじめ、古川博巳、中原翔子、大塚怜央奈、美谷和枝が名を連ねている。