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マクラーレンF1チームがさらなる体制変更。ベテランチームマネージャーがウイリアムズに移籍

2017年02月08日 07:12  AUTOSPORT web

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フェルナンド・アロンソとマクラーレンのチームマネージャーを務めたデイブ・レディング
マクラーレンのチームマネージャー、デイブ・レディングがチームを離脱し、ウイリアムズに移籍することが分かった。マクラーレンは、それに伴う体制変更のプランをすでに固めている。

 マクラーレン・レーシングのCEO、ヨースト・カピートが離脱することが明らかになったばかりだが、マクラーレンは2000年から17年にわたって所属したレディングもチームから去ることを認めた。後任はチーフメカニックのポール・ジェームズが務める。レディングはウイリアムズに移籍するものと考えられている。

「デイビッド・レディングがマクラーレン・レーシングを去ると認める」とチームのスポークスマンが語った。

「ポール・ジェームズが後任としてチームマネージャーになり、運営・管理上の役割に集中していく」

「レースオペレーション責任者のアンドレア・ステラが、チームマネージャーの担当だったスポーツ面の責任およびFIA関係の職務の一部を担う」

「カリ・ラメンランタがポールに代わって、新たにチーフレースメカニックとなる」

 レディングはベネトンでF1のキャリアをスタートし、7年後の1995年にナンバーワンメカニックとしてマクラーレンに加入した。2シーズンを過ごした後に、スチュワート・グランプリの立ち上げに関わったが、2000年にマクラーレンに復帰した。

 エンジニアリング部門でシステムエンジニアを務めた後、アシスタントレースエンジニアとしてフィル・プリューと共に働き、レースのサードカーのエンジニアリングを担当した後、2009年からは運営面の役割に就いていた。