マクラーレンのチームマネージャー、デイブ・レディングがチームを離脱し、ウイリアムズに移籍することが分かった。マクラーレンは、それに伴う体制変更のプランをすでに固めている。
マクラーレン・レーシングのCEO、ヨースト・カピートが離脱することが明らかになったばかりだが、マクラーレンは2000年から17年にわたって所属したレディングもチームから去ることを認めた。後任はチーフメカニックのポール・ジェームズが務める。レディングはウイリアムズに移籍するものと考えられている。
「デイビッド・レディングがマクラーレン・レーシングを去ると認める」とチームのスポークスマンが語った。
「ポール・ジェームズが後任としてチームマネージャーになり、運営・管理上の役割に集中していく」
「レースオペレーション責任者のアンドレア・ステラが、チームマネージャーの担当だったスポーツ面の責任およびFIA関係の職務の一部を担う」
「カリ・ラメンランタがポールに代わって、新たにチーフレースメカニックとなる」
レディングはベネトンでF1のキャリアをスタートし、7年後の1995年にナンバーワンメカニックとしてマクラーレンに加入した。2シーズンを過ごした後に、スチュワート・グランプリの立ち上げに関わったが、2000年にマクラーレンに復帰した。
エンジニアリング部門でシステムエンジニアを務めた後、アシスタントレースエンジニアとしてフィル・プリューと共に働き、レースのサードカーのエンジニアリングを担当した後、2009年からは運営面の役割に就いていた。