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「写真」を改めて問う「写真分離派」の展覧会『写真の非倫理―距離と視角』

2017年02月06日 13:12  CINRA.NET

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松江泰治『トランジット』より 1985年 ©TAIJI MATSUE, Courtesy of TARO NASU
写真分離派の展覧会『写真の非倫理―距離と視角』が、2月9日から東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催される。

写真家の鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治、批評家の倉石信乃、清水穣によって2010年に発足したグループ「写真分離派」。同展は2012年から2016年までの写真分離派の活動をまとめた書籍『写真分離派II 写真の非倫理』の刊行にあわせて開催される。

展覧会『写真の非倫理―距離と視角』では、鷹野のポートレート作品や、松江の30年前の作品を扱った写真作品、倉石による1923年と2011年に起こった震災を題材にした映像作品などを展示。なお鈴木は今回不参加となる。会場では書籍『写真分離派II 写真の非倫理』の先行販売も行なう。

期間中にはトークイベントを開催。2月12日には倉石、鷹野に加えて写真家の須田一政をゲストに招き、3月12日には清水、鷹野、松江の3人が登壇する。詳細はNADiff Galleryのオフィシャルサイトをチェックしよう。