三菱自動車と日産自動車が軽自動車規格の合弁会社として設立したNMKVが開発したトールワゴン、『eKカスタム』『eKワゴン』に一部改良が加えられた。ボディカラー展開を見直すとともに、一部グレードでは機能装備の改善が行われ、1月25日から発売開始となっている。
兄弟車であるニッサンの『デイズ』と並び、『eKシリーズ』はオートマチックハイビーム、オートライトコントロール、マルチアラウンドモニターなど、先進的な装備を軽自動車で初採用するとともに、レーザー方式の衝突被害軽減ブレーキなどを早くから装備するなど、エクイップメントの充実が際立っている。
今回は『eKカスタム』と『eKワゴン』ともにボディカラーに新色が加えられ、前車にはライトニングブルーマイカを新たに設定した全6色。後車にはコーラルピンクマイカを新たに設定した全9色の展開となった。
またNA、ターボともに全車3気筒を採用する『eKシリーズ』だが、そのターボエンジン搭載グレードである「T Safety Package」に、高速道路などで運転者のアクセルペダル操作の負担を軽減できるクルーズコントロールを採用。長距離走行の適性と使い勝手を大きく向上させている。
そのほか、2WDのみの設定となる『eKワゴン』のベーシックグレード「E」では、リヤドア、リヤクォーター、テールゲートのガラスをプライバシーガラスに変更。従来から採用されている99%UVカットガラスと合わせて、機能面を強化させた。
価格は『eKカスタム』が129万1680~165万8880円。『eKワゴン』が103万1400~153万7920円となっている。