映画『ストロングマン』が3月25日から東京・新宿シネマカリテほかで公開される。
同作は、ギリシャのエーゲ海でクルージングを楽しむ中年の男6人が、あらゆる面で優れた最高の男「ストロングマン」を決めるためのゲームを繰り広げる様を描く作品。ベルトの位置やコレステロール値、料理の知識といった一挙一動を互いに評価して点数を付け合い、冗談半分で楽しんでいた彼らの行動が、やがて意地とプライドをかけた争いに発展していく、というあらすじだ。
監督は、リチャード・リンクレイター監督作『ビフォア・ミッドナイト』のプロデュースや、2004年のアテネオリンピック開会式および閉会式の映像演出に参加したほか、女優としても活動するアティナ・レイチェル・ツァンガリ。脚本は『第89回アカデミー賞』脚本賞にノミネートされた『ロブスター』や、『籠の中の乙女』といったヨルゴス・ランティモス監督作の脚本を手掛けたエフティミス・フィリップが、ツァンガリと共同で担当している。