2017年02月06日 11:23 弁護士ドットコム
楽曲の著作権を管理するJASRAC(日本音楽著作権協会)になりすましたアカウントが2月5日、ツイッターに登場して、ネット上で話題になった。アカウントは2月6日現在、閉鎖されている。JASRACは、このアカウントについて「一切関与していない」としている。
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このアカウントは2月5日、「JASRAC(日本音楽著作権協会)の公式ツイッターアカウントを作りました」と投稿。だが、ツイッター社の「公式認証マーク」が付いていないことなどから、当初より「なりすまし」を疑う声があった。その後、投稿を削除したり、一時閉鎖をおこなうなど、不審な動きを示していた。
その後、アカウントは2月5日夜、「この垢(編集部注:アカウント)が偽物だとよくわかりまちたね」「JASRACに歯向かうんじゃねーよ。著作権泥棒野郎がよー」「とにかくJASRAC批判すんのやめろ!著作権違反するやつが悪い」などと投稿。偽アカウントであることを認めながらも「暴言」を繰り返した。
JASRAC広報部は2月6日、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「私どもは一切関与していません」と回答した。JASRACをめぐっては、ヤマハ音楽教室など、楽器の演奏を教える教室からも著作権使用料を徴収する方針であることが報じられて以降、さまざまな反応がネット上であがっている。
(弁護士ドットコムニュース)