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木村拓哉と福士蒼汰らの対決映す『無限の住人』予告編 主題歌はMIYAVI

2017年02月06日 10:22  CINRA.NET

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左から『無限の住人』原作ビジュアル、MIYAVI ©沙村広明/講談社 ©2017映画「無限の住人」製作委員会
映画『無限の住人』の主題歌をMIYAVIが担当することが発表。あわせて同作の予告編が公開された。

主題歌に起用されたのは、MIYAVIによる書き下ろしの楽曲“Live to Die Another Day - 存在証明 -”。映画の主題歌は「世界的に通用する日本人アーティストにしたい」という三池崇史監督の希望から、過去にSMAPに楽曲提供をしており共演の経験もあるMIYAVIが起用されたという。“Live to Die Another Day - 存在証明 -”は4月にリリースされるMIYAVIのベストアルバム『ALL TIME BEST “DAY 2”』に収録される。

主演の木村拓哉は主題歌について「彼が生み出した歌詞に、『ああ、MIYAVIは映画をこういう風に捉えてくれたんだな』と思ったし、MIYAVIがアーティストとして『無限の住人』に真剣に向き合ってくれていることが100%感じられました。余分な言葉はまったく無かったし、曲の構成的にも余分なものは一切無い。彼がここまで向き合ってくれて、理解してくれていることが非常に嬉しかったです」とコメントしている。

同曲を使用した予告編は、杉咲花演じる浅野凜が木村演じる主人公・万次に用心棒の依頼をする場面で始まる。映像には、不死身の万次が「死ねるてめぇは幸せもんだよ」と呟く姿や、福士蒼汰演じる剣客集団・逸刀流の統主・天津影久と対峙する様子、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵が演じる敵との対決シーン、300人の相手が万次に襲いかかる場面などが確認できる。あわせて映画のオフィシャルサイトでは、登場人物の全身ビジュアルが初公開された。

■MIYAVIのコメント
三池監督からは「作品の世界観と、お客さんが映画の扉を開けて元の現実に戻っていく、その架け橋であって欲しい。ただ、作品に寄り添い過ぎなくても良い。そこはMIYAVIさんの解釈で作ってもらえば良い」と言われました。
三池監督は今の日本の中で、無様にもがき、闘い続ける万次の姿を通して「お前は本気で生きているのか?」ということを伝えたかったんだと思うんです。熱くなろうぜ、熱くなっていいじゃないか!ともがき続ける、万次の生き方を、僕はどう音で表せるか。時に激しく、時に切なく。根幹にある万次の強さと凛とした部分を、この楽曲で表現できれば良いなと思いました。
たぶん、万次の姿と木村さんを重ね合わせる人もたくさんいると思います。
今後木村さんは、一人のシンガー、エンターテイナー、アーティスト、そして男として、ここからどう戦っていくのか。僕は一アーティスト、一パフォーマーとしての木村拓哉という人を知って惹かれたし、もっと観たいなと思ったんです。僕らアーティストはワクワクさせてなんぼだと思いますし、ここまで人をワクワクさせてくれる木村さんには、日本の顔として、凛として存在していて欲しい。やはり「無限の住人」は、彼の人生の新たなる岐路というか、出発点なんだろうなと思います。そういう意味で僕も音楽家としてこの作品に関わることができて光栄に思っていますし、刀の代わりにギターで、ともに戦わせてもらったという感覚です。

■木村拓哉のコメント
楽曲を聴いて、彼にしか出せないリズムと、彼にしか浮かんでこないリフが聴こえてきたときに「お、きたきたきた!」と興奮しました。彼が生み出した歌詞に、「ああ、MIYAVIは映画をこういう風に捉えてくれたんだな」と思ったし、MIYAVIがアーティストとして『無限の住人』に真剣に向き合ってくれていることが100%感じられました。余分な言葉はまったく無かったし、曲の構成的にも余分なものは一切無い。彼がここまで向き合ってくれて、理解してくれていることが非常に嬉しかったです。
みんな「誰々のようになってみたい」という憧れを持っていると思うし、それも間違っていないと思うけれど、MIYAVIは限りなくオリジナルに近いところで、作品を発信し続けているし、勝負し続けている。だから、すごく憧れます。アーティスト、MIYAVIはやっぱりスゴい。だから一緒に仕事ができてとても光栄です。