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『パッセンジャー』は“議論したくなる作品” 監督&ジェニファー・ローレンスの新着コメント

2017年02月05日 13:03  リアルサウンド

リアルサウンド

パッセンジャー場面写真

 ジェニファー・ローレンス&クリス・プラットW主演作『パッセンジャー』より、ローレンスとモルテン・ティルドゥム監督の新着コメントが公開された。


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 本作は、新たなる居住地を目指し地球を後にした豪華宇宙船で、予定より90年も早くコールドスリープから目覚めた男と女の恋愛を描くラブストーリー。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥムがメガホンを取り、絶望的な状況に試される男女の愛を映し出していく。


 観客たちの中で“議論が生まれるはず”と予想するティルドゥム監督は、「良い映画作品は議論を生むものだと信じている」と持論を展開する。そして、本作について「最も願っていることは、観終わった時に誰かとそれについて語り合いたいと思ってくれることだ。ジムとオーロラの愛についてどう思うか、宇宙船での生活はどんなものか、そして“君ならどうする?”とお互いに問いかけたりしてほしい」と語っている。


 90年も早くコールドスリープから目覚めるのは、ロウアーデッキ(=エコノミークラス)の搭乗者で、少しシャイな性格をしているエンジニア・ジムと、ニューヨークで作家として活躍し、ゴールドクラス(=ファーストクラス)に乗っているエネルギッシュな女性・オーロラ。“地球では出会うはずのない”2人は、宇宙の絶望的状況で突如として出会い、だんだんと惹かれ合っていく。


 オーロラを演じるジェニファー・ローレンスは、「これまでに読んだことのないようなストーリーで、そのコンセプトには強く惹かれたわ」と語る。続けて、「私が脚本を読み終えた後と同じように、映画館から出てくる観客が、無数の違う意見を持ってくれるはず。“あなたならどうする?”と逆に問いかけてくるような、決まった答えがないところがこの作品のとても好きなところよ」と、自身の体験した興奮を観客たちも感じてほしいと明かしている。(リアルサウンド編集部)