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シュワ、トランプ大統領への怒り爆発 「あのスカンク野郎」

2017年02月05日 11:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

シュワ「アイツの顔をテーブルに叩きつけてやる」とも
かつてドナルド・トランプ大統領が担当していた人気番組『The Apprentice』を引き継いだアーノルド・シュワルツェネッガー。しかしその視聴率につき、トランプ大統領は「大スターを雇ったのに視聴率はあのザマ」と散々コケに。それに激怒したシュワはインスタグラムにてメッセージ動画を配信し、「この際、仕事を交換しねえか?」「アンタがTVを引き継ぎ、俺がアンタの職につく。そうすれば、国民もまた心穏やかに眠れるようになるだろう」と話した。そのシュワだが、大統領の低視聴率叩きにはトランプ氏の大統領就任前から腹に据えかねていたもよう。ある人気誌のインタビューでは、番組の視聴率を小馬鹿にしたトランプ氏を「スカンク野郎」と呼んでいたのだ。

『The Apprentice』で期待していたほどの視聴率を達成できなかったアーノルド・シュワルツェネッガーにつき、ドナルド・トランプ氏は大統領就任を前にこうツイートしていた。

「ワオ、視聴率が入ってきたぞ。視聴率マシンの私と比べたら、シュワも駄目だな。」

この一件が話題になったトランプ氏は、大統領就任後もイベント「National Prayer Breakfast」にて番組視聴率に言及。「シュワルツェネッガーという超ビッグな映画スターを雇い私のホスト役を引き継がせたというのに、あんな結果(低視聴率)になったわけだ」「散々な結果ってことさ」「もし良ければ、私はシュワルツェネッガーのために祈りたいと思う。視聴率のためにもね」などと話し、シュワを侮辱した。

これにシュワは早速、インスタグラムで「こうなったら仕事を交換しようぜ」と提案。先日受けた『Men’s Journal』誌の取材でも『The Apprentice』の低視聴率をからかったトランプ大統領につき、こう話していたことが分かった。

「(自分にこう言い聞かせたんだ。)『スカンク野郎(嫌われ者)との最低な競争に参加しちゃ駄目だ』ってな。」
「そしてこう言った。『1時間、協議をしよう』って。アシスタントに電話をかけて、こうも言った。『俺達がしなきゃならないのは、ミーティングを要求すること。そしてニューヨークに戻ることだ』と。」
「『そして、アイツの顔をテーブルに叩きつけてやるんだ』ってね。」

当然、暴力をふるう気はなかったのだろうが、かなり気分を害したらしいシュワ。その後はトランプ氏にツイートし、以下のように書き込んでいる。

「人々の仕事。それ以上に大事なものはありません。」
「あなたの幸運を祈ります。全てのアメリカ国民のために、視聴率稼ぎほど必死になって働くよう願っています。」

この大の大人の喧嘩については、シュワの一本勝ちといったところだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)