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スリーボンドとドラゴ・コルセがコラボ! 2017年から全日本F3に参戦へ

2017年02月05日 03:32  AUTOSPORT web

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マカオグランプリのプラクティス1で3番手タイムをマークした山下健太
ドラゴ・コルセは2月4日、長年F3に参戦してきたスリーボンドとコラボレーションし、2017年から『ThreeBond Racing with Drago corse』として全日本F3選手権に参戦すると発表した。

 道上龍率いるドラゴ・コルセは、2014年にチームが結成されスーパーフォーミュラに参戦開始。また、15年からはスーパーGT500クラスにも参戦し、国内トップカテゴリーで活躍してきたが、2016年限りでトップカテゴリーでの活動休止を発表していた。

 そのドラゴ・コルセの名が、全日本F3に登場することになった。しかもコラボレーションするのは、ひさびさの全日本F3登場となる名門スリーボンドだ。2000年から全日本F3に参戦を続け、2011年にはチームチャンピオンを獲得。12年からはさらなるステップアップを目指しヨーロッパのF3に挑戦していた。16年にはヨーロピアンF3で笹原右京もドライブしている。

 そんな両者が17年に向け、『ThreeBond Racing with Drago corse』として全日本F3に挑戦することになった。マシンはダラーラF312に、マカオGPでも山下健太のドライブで大活躍したスリーボンド東名エンジンが組み合わされる。

 チーム監督はスリーボンドの足立守氏が務め、ドラゴ・コルセのエンジニアを務めてきた伊予木仁氏が加入。2017年はドライバーとして復帰し、WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦する道上龍はチームのスーパーバイザーを務める。

 ドライバーは発表されていないが、トップを争うチームになるであろうことは想像に難くない。また、4チューナーがひしめいていた全日本F3に新たなエンジンブランドが登場することも非常に興味深いポイントだろう。