ヨシムラスズキMOTULレーシングは、2017年シーズンの全日本ロードレース選手権、JSB1000クラスに参戦するライダーを発表した。
16年シーズンは、津田拓也とともに全日本ロードを戦ったヨシムラ。津田が表彰台に4度登り、ランキング2位でシリーズを終えた。
17年シーズンは、エースライダーの津田を継続起用。そして、新たに濱原颯道(はまはら そうどう)をチームに迎え、9年ぶりに2台体制で全日本ロードに挑むという。
エースの津田は、2012年からヨシムラに加入し、今年で5年目のシーズンを迎える。17年シーズンは新型となったGSX-R1000を駆り、悲願のチャンピオン獲得に挑む。
新たに加入した濱原はモタードを中心に活動していたライダーで、全日本ロードフル参戦は17年シーズンが初となる。昨年はHKC&IMTレーシングから鈴鹿8耐に参戦し、事前テストではほぼ市販車両の状態で争うSSTクラスのマシンで2分09秒804という驚きのタイムを記録。EWCクラスのマシンにも劣らない速さで注目を集めていた。
17年シーズンのヨシムラはどのような活躍を見せてくれるのか。新体制で挑むヨシムラに期待したい。なお、ヨシムラの正式な参戦体制発表は3月24日(金)から開催される東京モーターサイクルショー2017のヨシムラブースで開催される。