ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)にレクサスRC F GT3で参戦しているセージ・カラムが、今シーズンもドレイヤー&レインボールド・レーシングからインディアナポリス500マイルレースに挑むことが明らかとなった。
2013年にインディライツを制したカラム。2014年のインディ500でインディカーデビューを果たし、初参戦で9位という好成績を残した。翌年はチップ・ガナッシ・レーシングからインディカーに参戦するもシリーズ20位と低迷。
2016年はインディカーのレギュラーシートを失うも、レクサスRC F GT3を使用するFパフォーマンス・レーシングからWSCCに参戦し、インディ500のみドレイヤー&レインボールドからスポット参戦していた。
今季もWSCCにレクサスのドライバーとしてフル参戦しているカラムは、昨年と同様にインディ500のシートも手に入れることとなった。
「ワンオフチームとしてインディ500の勝利を目指すことは確かに大きなチャレンジだよ。でも、このチームには自信があり、レースを勝つことができるマシンを作る能力がある」
「同じエンジニア、同じピットクルーで挑めるし、その継続性を続けていくことで、チェッカーフラッグを受けビクトリーレーンに行けると信じているんだ」とカラム。
ドレイヤ&レインボールドのチーム代表のデニス・レインボールドは、「2017年のインディ500のために、ドレイヤー&レインボールドとセージが戻ってくることがとてもうれしい。2014年と2016年のインディ500でいい走りを見せることができた」
「彼の印象的な走りは、今年のインディ500に向けて大きな自信を与えてくれる。セージとエンジニア、ピットクルーはうまく連携しており、彼のスピードウェイのセットアップは、スピードを示してくれるよ」とコメントしている。