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マクラーレン・ホンダF1、2017年型車の名称を発表。36年続いた伝統の“MP4”を外す

2017年02月04日 07:22  AUTOSPORT web

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2016年第6戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレン・ホンダF1チームが、2017年のシャシー名を発表した。体制を変更して迎える今年、長年の伝統的なマシン名称のパターンから離れ、“MP4”を使用しないことを決めた。

 ロン・デニスがマクラーレンに加入し、1981年からチームの車名に“マールボロ・プロジェクト4”の略、“MP4”が使用され始めたが、デニスは昨年11月、マクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの座から降りた。

 これにより、車名のパターンが変わるのではないかという推測が生まれていたが、それに関する質問を受けたマクラーレン・テクノロジー・グループのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは、1月の時点で「いや。我々は、今の状態を維持することになると思う」と答えたため、“MP4”を今後も使い続けるのではないかと考えられていた。

 しかし2月3日、マクラーレンはTwitterを通して、今季マシンの名称は“MCL32”であることを明らかにした。これにより“MP4”の伝統は2016年のMP4-31をもって幕を下ろすことになる。

「2017年は変化の年。私たちのマシンの名称も変わります。マクラーレン・ホンダMCL32のスタートです。皆さん、準備はいいですか?」とチームは記している。
2017 is all about change, and our car name is changing too. Ladies and gents, get set for the McLaren-Honda MCL32. #MCL32 #ChangeYourName pic.twitter.com/Q2WJmR4us7— McLaren (@McLarenF1) 2017年2月3日

 マクラーレンは、名称のパターンを変更すると同時に、今年はマシンのカラーリングも一新する見込みで、1968年から1971年まで使用していたオレンジを取り入れるものと考えられている。

 新車“MCL32”は2月24日に初披露される。