2017年のMotoGPに参戦するレプソル・ホンダ・チームは2月3日、インドネシア・ジャカルタでチーム体制を正式に発表した。
16年シーズンは、マルク・マルケスとダニ・ペドロサのコンビで挑んだレプソル・ホンダ。マシンの加速問題に苦しんだものの、マルケスが第15戦日本GPでシリーズチャンピオンに輝き、コンストラクターでもタイトルを獲得した。
17年シーズン、ホンダはマルケスとペドロサのコンビを継続。ヤマハに奪われたチームタイトルを奪還し、ライダー、チーム、コンストラクターの3冠獲得に挑む。
会場では17年型RC213Vをお披露目するとともに、マルケスとペドロサが17年シーズンへの意気込みを語った。
「体制は去年と同じだけど、新しいシーズンに入った。僕たちは懸命に仕事に取り組んでいる。もちろん、再びチャンピオンを獲得するために戦うよ」とマルケス。
16年シーズンの後半戦はケガに苦しんだペドロサは「当然、ターゲットはチャンピオン獲得だ。そのために僕たちは戦ている。シーズンが過ぎるのは速いから、できればケガのないままでいたい」と意気込んだ。
体制発表会ではピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターが生産、販売する市販車の発表も行なわれ、レプソル・ホンダのカラーが施された新型CBR250RRが登場した。