2月5日はニコニコということで「笑顔の日」。これに先駆け、大手製菓ロッテが2月3日、「SNSと笑顔に関する意識調査」の結果を発表した。その結果、約8割の人がSNSに投稿する写真の「自分の笑顔」に自信がないということが分かった。
調査は1月14~15日、全国の20~30代の働く女性を対象にインターネットで行い、400人から回答を得た。
ワークライフバランスの乱れで笑顔が減少?
それによると、「笑顔が減った原因」について聞いたところ、「仕事内容の変化、転職、就職等」と回答した人が33.7%で最も多かった。以降「遊ぶ機会が減った等」12.3%、「病気・怪我等」8.4%、「失恋・離婚等」6.1%と続いた。
また、現在仕事にストレスを感じている人は84%にものぼっている。このことからワークライフバランスの乱れが笑顔減少の要因になっているとも考えることができる。
心理学者の晴香葉子氏はリリース内で、ストレスでワークライフバランスを乱れると不安や苛立ちなどネガティブな気分になってしまうと説明。「心と表情はリンクしていて、ネガティブな感情に包まれると、眉間にしわがよったり、口角が下がったりする」と語っている。
また、「SNSに投稿する用につくる笑顔に自信あるか」という質問に対して、78.5%の人が「自信がない」と回答。「SNS投稿用の写真撮影の際、笑顔のパターンに困ったことは?」という質問には53.8%の人が「困ったことがある」と答えている。
さらに、「SNSで投稿する笑顔のパターンは何種類?」には「1種類」(45.3%)と答えた人が最も多かったが、中には「3種類」(17.8%)と回答した人も一定数いた。器用な人は同じ表情が連続してしまわないように使い分けている、ということなのだろうか。
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