全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するKCMGは、2月2日に行われた『2017 TOYOTA GAZOO Racingプレスカンファレンス』にあわせて、2017年の参戦体制を発表。小林可夢偉をチームに迎えると発表した。
15年シーズンからチーム・ルマンに所属しスーパーフォーミュラを戦ってきた可夢偉。しかし、昨年11月に鈴鹿サーキットで行われたエンジンメーカー/ルーキーテストには、中山雄一とマシンをシェアする形でKCMGから参加していた。
そして2日に行われたトヨタのプレスカンファレンスで、可夢偉はチーム・ルマンを離脱。KCMGでシリーズ参戦3年目を迎えることが発表された。
「2017年、KCMGの一員としてスーパーフォーミュラを戦えることを誇りに思います」と可夢偉。
「1台体制での参戦ですが、これまでの経験を活かせば、充分チャンスはあると思います」
「搭載するエンジンはパワフルで、チームメカニックたちも強力。僕たちの目標は(マシンを)戦闘力のあるパッケージに仕上げて、レースで勝利することです」
「17年シーズンへ強い自信を持っているので、いい結果を出せることを楽しみにしていますよ」
チームを率いる土居隆二監督も「可夢偉をチームに迎えることができて嬉しく思いますし、実現してくれたトヨタにも感謝しています」とコメントする。
「また、過去3シーズンに渡ってチームと懸命に戦ってくれた中山雄一にも感謝しています」
「可夢偉は日本を代表するドライバーのひとり。彼に最高のマシンを準備するべく、チームは全力で作業を行っていますよ」
「2017年シーズンがエキサイティングなものになることは間違いないので、今から開幕が楽しみです」