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シュワ、嫌味炸裂のトランプ大統領に強烈な応酬 「仕事を交換しようぜ」

2017年02月03日 11:14  Techinsight Japan

Techinsight Japan

アーノルド・シュワルツェネッガー「俺が大統領になってやろうか?」
大統領に就任して1か月も経っていないにもかかわらず、あまりの傲慢さで猛批判に晒されているドナルド・トランプ氏。そんな大統領はかつて『The Apprentice』なる番組を担当していたが、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが引き継いだものの視聴率はパッとしなかった。それを大統領に皮肉られたシュワは、このたび動画を公開。「ドナルド、すげえアイデアがあるぜ」と大統領に呼びかけ、ある提案をした。

アーノルド・シュワルツェネッガーによる『The Apprentice』低視聴率につき、元番組ホストのドナルド・トランプ大統領はイベント「National Prayer Breakfast」にてこのように小馬鹿にした。

「シュワルツェネッガーという超ビッグな映画スターを雇い私のホスト役を引き継がせたというのに、あんな結果(低視聴率)になったわけだ。」
「散々な結果ってことだ。」
「もし良ければ、私はシュワルツェネッガーのために祈りたいと思う。視聴率のためにもね。」

過去にも視聴率をTwitterでからかわれたシュワは、このほど笑顔で動画を撮影。そこでトランプ大統領にこう話しかけた。

「ヘイ、ドナルド。俺には名案があるんだ。俺達、仕事を交換しないか? 君がテレビに出るのさ。だって君は、視聴率についてはすごい専門知識があるんだろ?」
「そして、この俺が君の仕事を引き継ぐのさ。そうすれば、国民もまた安心して眠れるようになるぜ?」

これに、シュワのファンは大喜び。「大賛成」「トランプはベラベラ話さず仕事しろ」「シュワ大統領が良い!」というコメントが殺到したが、大統領を熱狂的に支持する人々からは「シュワは資金があったにもかかわらず出馬しなかったくせに」という嫌味も書き込まれている。

今もアメリカが、そして世界がこれまでとは違うタイプの米大統領のやり方に困惑する中、“正義のヒーロー”というイメージが濃く元カリフォルニア州知事でもあるシュワの“提案”は、多くの国民にストレートに響いたもよう。しかし侮辱されることを非常に嫌うとされるトランプ大統領だけに、これで黙るとは思えない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)