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レクサスがGT500参戦体制を発表。中嶋一貴が2015年以来のスーパーGT復帰へ

2017年02月02日 12:42  AUTOSPORT web

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スーパーGT500クラスの2017年GT500ドライバーラインアップ
トヨタ自動車は2月2日、東京・お台場のMEGA WEBで『2017 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス』を開催し、トヨタ/レクサスの17年モータースポーツ活動について発表した。スーパーGT500クラスには、2017年は6台のレクサスLC500が参戦する。

 17年のGT500クラスには、新たにダウンフォース25%減を目指した新たな車両レギュレーションが導入されるが、レクサスは16年までのRC Fを継ぎ、6台のレクサスLC500を投入する。チーム体制としては大きく変わることはなく、16年まで同様の5チーム6台となっている。

 注目はドライバーだ。16年チャンピオンのLEXUS TEAM SARDはヘイキ・コバライネン/平手晃平のペアは変わらず。

 また、今季も和光ケミカルが継続してサポートすることが発表済みのLEXUS TEAM LeMans WAKO'Sも大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ、そして昨年悲願の初勝利を飾ったLEXUS TEAM WedsSport BANDOHも関口雄飛/国本雄資のコンビは変わらない。LEXUS TEAM ZENT CERUMOも、LC500の開発を担う立川祐路/石浦宏明のコンビが継続となった。

 一方、注目は今季も36号車、37号車と2台を走らせるトムスだ。LEXUS TEAM au TOM'Sというチーム名となる36号車には、ここ数年WEC世界耐久選手権を主戦場としていた中嶋一貴が復帰。ジェームス・ロシターとコンビを組むことになった。一方、LEXUS TEAM KeePer TOM'Sの37号車は平川亮とニック・キャシディというフレッシュなコンビとなる。

 ただ、この布陣発表により、2007年のチャンピオンドライバーである伊藤大輔がレギュラーシートを失うことになってしまった。同時に発表されたトムスからのプレスリリースによれば、伊藤は36号車LC500の監督に就任するとともに、一貴がWEC第2戦スパで不在となる第2戦富士で代役を務めることになるとしている。

スーパーGT500クラス レクサスドライバーラインアップ
NoTEAMCARDRIVERTYRE1LEXUS TEAM SARDDENSO KOBELCO SARD LC500H.コバライネン/平手晃平BS6LEXUS TEAM LeMans WAKO'SWAKO'S 4CR LC500大嶋和也/A.カルダレッリBS19LEXUS TEAM Wedssport BANDOHWedsSport ADVAN LC500関口雄飛/国本雄資YH36LEXUS TEAM au TOM'Sau TOM'S LC500中嶋一貴/J.ロシターBS37LEXUS TEAM KeePer TOM'SKeePer TOM'S LC500平川亮/N.キャシディBS38LEXUS TEAM ZENT CERUMOZENT CERUMO LC500立川祐路/石浦宏明BS