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スーパーフォーミュラのトヨタドライバー10名発表。3名のドライバーが初参戦へ

2017年02月02日 12:42  AUTOSPORT web

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トヨタエンジン使用チームから、17年のスーパーフォーミュラに参戦するドライバー
トヨタ自動車は2月2日、東京・お台場のMEGA WEBで『2017 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス』を開催し、トヨタ/レクサスの17年モータースポーツ活動について発表した。全日本スーパーフォーミュラ選手権では、トヨタRI4Aエンジンで6チーム11台が参戦するが、そのうち10名のドライバーが発表された。

 トヨタ、ホンダの両メーカーがエンジンを供給するスーパーフォーミュラだが、2017年も台数は変わらずトヨタ11台、ホンダが8台と合計19台になると言われる。ホンダはまだスーパーフォーミュラの使用ドライバーの名前が発表されていないが、先にトヨタエンジン使用チームのメンバーが発表された。

 チャンピオンチームのP.MU/CERUMO・INGINGは国本雄資と石浦宏明で変わらず。また、VANTELIN TEAM TOM'Sは、16年最終戦直後に参戦不透明の発言があったアンドレ・ロッテラーは継続参戦。中嶋一貴とのコンビとなった。

 一方、それ以外のチームでは大きく体制が変更されることになった。まずKONDO RACINGは、15年全日本F3王者のニック・キャシディ、16年F3王者の山下健太のふたりを起用することになった。すでにふたりはルーキーテストでSF14をドライブしている。

 また、SUNOCO TEAM LEMANSは小林可夢偉、ナレイン・カーティケヤンのふたりとも抜け、大嶋和也がひさびさにスーパーフォーミュラに復帰し、エースナンバーの8号車を駆ることになる。ただ、もう1台の7号車はまだ未定で、TBNとされた。

 一方移籍となった可夢偉は、18号車KCMGに移籍。2017年は1台体制でシーズンを戦うことになる。また、ITOCHU ENEX TEAM IMPULは関口雄飛が19号車に、そして新たに16年の全日本F3でランキング2位だったヤン・マーデンボローが20号車のドライバーとして起用されることになった。

 エンジニアリング面でも田中耕太郎エンジニアがKONDO RACING入りするとの情報もあり、2017年のスーパーフォーミュラのトヨタ陣営は大きな動きが見られた。いったいどんなシーズンになるのか注目だろう。

■2017年スーパーフォーミュラ トヨタエンジン勢ラインアップ
NoDRIVERTEAM1国本雄資P.MU/CERUMO・INGING2石浦宏明P.MU/CERUMO・INGING3N.キャシディKONDO RACING4山下健太KONDO RACING7TBNSUNOCO TEAM LEMANS8大嶋和也SUNOCO TEAM LEMANS18小林可夢偉KCMG19関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL20J.マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL36A.ロッテラーVANTELIN TEAM TOM'S37中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM'S