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ニコール・キッドマン、新作の出来に自信「だって鑑賞した夫が泣いたから」

2017年02月02日 12:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キース・アーバンの涙に、ニコールは…
映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』での演技を大変高く評価された女優ニコール・キッドマンが、映画の成功を確信した瞬間を回顧。「鑑賞した夫の涙を見て出来栄えの良さに自信を感じた」と明かした。同作品でニコールはある幼い少年を夫と共に養子に迎える女性を熱演したが、間もなく開催される第89回アカデミー賞では助演女優賞にノミネートされている。

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このほどニコール・キッドマンが全米映画俳優組合賞授賞式に登場。そこでインタビューに応じたニコールは、映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』についてこう話した。

「妹と夫がこの映画を観たの。その後、2人は泣きながら出てきて私にハグを求めたわ。その時、映画の出来栄えが素晴らしいんだと確信したの。」
「映画を観てこのような反応をしてもらえるなんて、素晴らしい。そう思ったわ。」

むせび泣いてしまったニコールの夫キース・アーバンは、「本当に、本当に美しい映画だったよ」とこの作品を絶賛したそうだ。私生活では元夫トム・クルーズと2人の子を養子に迎えた妻、そして普段からとても愛情深い妻の姿を映画のキャラクターに重ね合わせてしまったのかもしれない。

ちなみに同作品に出演したデヴ・パテルは、ニコールとの共演をこう振り返っている。

「最初は、ビビりまくっていたんです。」
「すごく不安で…。でも皆さんが、僕をある部屋に招き入れてくださったんです。ニコールがそこにいるのは知らなかったんですが、監督と一緒に座っていらっしゃって…。」

デヴはニコールが養子に迎えた子の成長後を演じているが、ニコールは彼との共演ですっかり母親の気分になってしまったのだそう。真面目で大人しく神経質なイメージの濃い女優だけに、デヴは正直ニコールとの対面に恐怖心を抱いていたもようだが、一方のニコールは役になりきり、我が子のように思うようになったとのこと。髪や顔を優しく撫でたほか、手までつなぐほど心の結びつきを感じ「嬉しく思ったわ」と明かしている。

映画の日本公開は、今年の4月7日。作品の評価は非常に良く、ニコールのファンもそうでない人も心から楽しめる素晴らしい作品に仕上がっているようだ。



(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)