レプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、ホンダはセパンテストで悩まされている電子制御の問題を最終日までに解決できないだろうと語った。
ホンダは2017年シーズンを前に新しい構成のエンジン開発を試みているが、ペドロサとチームメイトのマルク・マルケスは、両日とも電子制御のトラブルのため走行時間が減ってしまった。
ペドロサは、テスト2日目に起きた問題は最終日のうちには解決できないとし、2月15日からのフィリップ・アイランドでのテストまでに対応がなされるだろうと語った。
「今日は、昨日起きたいくつかの問題を確認するために、多めに走行した」とペドロサ。
「実際のところ、その問題については多少改善させたが、それでも50パーセントくらいだ。すべてを直すことはできなかった」
「その後に別の問題を見つけて、僕とマルクは共通のトラブルを2回経験した。確かではないけれど、マルクが一度バイクを止めたのはそれが理由だと思う」
「次のテストまでに日本で直せると思うが、明日までに解決することは残念ながらできないだろう」
ペドロサは、最終日にレース距離を走れそうかと尋ねられ、強い調子で「ノー」と答え、ホンダは問題の原因を突き止めることができていないことを認めた。
「初日に問題があって、一部は直すことができたが、でも完全にではない」
「一方で、火曜日に僕たちは新たな問題を見つけたが、2度は起こらないと思っていた。でも同じ問題がまた起きた」
「昨日の問題の一部は直したが、なぜそれが起きたかが分からないんだ」
「次のテストまでには今日の問題は解決されるだろうが、昨日の問題については分からない」