マークVDSのライダー、ティト・ラバットは、テスト2日目に転倒し負傷。チーム代表のミシェル・バルトレミーがラバットの状況について語った。
セパン2日目の残り1時間のところでラバットはターン11で転倒。コース上を滑った際にレザーパンツの左膝部分が破けたため、ラバットは左膝の骨が露出するほどの深い傷を負ってしまい、左足指2本も負傷したという。
その後、サーキットの医療センターに運ばれ、左膝の裂傷と右手首の骨折のレントゲン撮影や詳しい検査を受けるために、マレーシア・プトラジャヤの病院に搬送された。
ラバットはテスト2日目の夕方、バルセロナのデグセウスクリニックで治療を受けるため、スペインへ帰国。テスト最終日は欠場し、2月15日からのフィリップ・アイランドでの2回目のテストに向けて回復を図る予定だ。
バルトレミーは「このようにテストを始めるつもりはなかったが、ティトは今日のターン11での転倒で明日は走行できないだろう」と次のようにコメント。
「今のところ分かっていることは、左膝に深い傷を負い、左足指の2本も怪我をしていること、そして右手首に痛みがあることだ」
「怪我の状態が完全に確認されたら、彼はヨーロッパに戻ってさらなる治療とリハビリを受けることになるだろう」