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古典技法を駆使して記憶を見つめる 杉野信也の写真展『re-vision』

2017年02月01日 12:32  CINRA.NET

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杉野信也『Self portrait my hand』 2002年 ©Shin Sugino
杉野信也の展覧会『re-vision, photographs by Shin Sugino』が、本日2月1日から東京・六本木のIMA CONCEPT STOREで開催されている。

写真家の杉野信也は大阪に生まれ、19歳でカナダに移住。トロントのライアソン大学で写真と映画を学んだのち、広告写真や長編映画のスチル、テレビCMなどの分野で国際的に活動している。

同展では、19世紀に開発された技法である湿板写真やプラチナプリントによる作品約30点を展示。展示タイトルとなっている造語「re-vision」には、記憶を検証する、写真を見つめ直すといった意味が込められているという。