トップへ

北野武特集企画『映画監督・北野武の世界』スターチャンネルで放送決定 北野武のルーツが明らかに

2017年01月31日 19:33  リアルサウンド

リアルサウンド

北野武

 北野武監督の特集放送『映画監督・北野武の世界』が、スターチャンネルにて2月から二ヶ月に渡って放送されることが決定した。


 本特集では、北野武が監督した作品8本をセレクトした「Vol.1 北野武FILMS」と、監督がインスパイアされた作品5本をセレクトした「Vol.2 北野武が愛した洋画たち」という2つの企画が放送される。そのほか、スターチャンネル独占でインタビューした「北野武監督 スペシャルインタビュー」の放送も決定し、北野作品のキーワードである「バイオレンス」「映像美」「ユーモア」について語っている。


 放送は、2月から「北野武監督 スペシャルインタビュー」と「Vol.1 北野武FILMS」がスタートし、3月からは「Vol.2 北野武が愛した洋画たち」が放送される。


■北野武 インタビューより抜粋
元々、俺は漫才師で早口だから、何もしゃべらず映像だけでストーリーを語れる映画が好きで作ってきた。その根底にあったのは、“映画というのは1枚の写真ですべてが語られたらいい”という、黒澤明監督の言葉なんだ。そういう意味で『あの夏、いちばん静かな海。』は特にカメラワークを気にしたよ。ただ、そうした映画は興行的にはあまり評価されず、だったら口喧嘩を全面的に出してみようと考えて『アウトレイジ』ではセリフを増やしたんだ。出来上がりは“言葉の戦い”になっていたね。そして、俺の映画は負けていく者・殺されていく者に焦点を当てる 作品が多い。勝者には魅力を感じないからね。ただし、“暴力を良し”とはせず、『アウト レイジ』のように痛みを伴った死に方に至るんだ。(リアルサウンド編集部)