瀬田なつき監督の映画『PARKS パークス』の予告編が公開された。
東京・吉祥寺の井の頭恩賜公園の開園100周年を祝う公式事業として制作された同作。吉祥寺に住む大学生・純と、亡くなった父の昔の恋人・佐知子を探す高校生・ハル、佐知子の孫・トキオの3人が、佐知子の遺品からハルの父・晋平と佐知子の歌声が録音されたオープンリールテープを見つけたことをきっかけに、途中で切れているその曲を完成させようと試みる、というあらすじだ。
予告編では、主人公の純を演じる橋本愛が歌う劇中歌“PARK MUSIC”が初公開。映画の音楽監修を担当するトクマルシューゴが作曲した同曲にはトキオ役の染谷将太がラップで参加しており、ラップの歌詞は高城晶平(cero)が手掛けた。また映像では純とトキオ、永野芽郁演じるハルが公園内でレコーディングを行なっている様子や、スタジオでバンドの練習をするシーン、純がハルに「本当は誰なの?」と詰め寄る場面などが確認できる。
あわせて同作のサウンドトラックが4月5日にリリースされることも発表。劇中歌“PARK MUSIC”や相対性理論によるエンディングテーマ“弁天様はスピリチュア”などが収録されるほか、スカート、シャムキャッツ、Alfred Beach Sandal、井手健介、大友良英、岡田拓郎(ex.森は生きている)、GELLERS、高田漣、パスカルズ、イトケン、yunniko(YankaNoi)、栗コーダーカルテット、ENERGISH GOLF、NRQらが参加している。“PARK MUSIC”は2月下旬から先行配信予定。
同作は4月22日から東京・テアトル新宿、4月29日から東京・吉祥寺オデヲンで公開。以降、横浜、新潟、大阪など全国で順次公開される予定だ。