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耐久レースの老舗TDSレーシング、Gドライブとジョイントし2017年WEC参戦が決定

2017年01月31日 15:02  AUTOSPORT web

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フランスとロシアの連合チームがWECに参戦
日本の平川亮を擁し、2016年ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦していたTDSレーシングが、ロシアのGドライブ・レーシングとジョイントし、17年WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦する予定だ。

 G-ドライブ・レーシング所属ドライバーのロマン・ルシノフと、長年TDSレーシングで戦ってきたピエール・ティリエの2名が最初のドライバーとして名前が挙がっており、残りのシートについては"何名かのF1経験者"と現在交渉中であると明かした。

 G-ドライブ・レーシングは16年、イギリスのJOTAスポーツとジョイントしWECに参戦していた。なお、JOTAスポーツはシリーズ参戦を継続するものとみられるが、まだプログラム内容について発表していない。

 ELMSのトップチームであるTDSは昨年11月、17年のWECにマシュー・バシビーレ、エマニュエル・コラード、フランソワ・ペロードを起用し、オレカ07で参戦することを発表していた。2台目のエントリーはGドライブ・レーシングとして行われることになる。

 ルシノフは16年末に、シルバーのドライバーランクを失った場合、シリーズ撤退もありうると警告していたが、17年はゴールドランクに分類された。ティリエは、TDS/Gドライブのラインアップに必須となるシルバーランクドライバーとなる。

「正直、必要なものをすべて集めて一番高い目標を目指すのは容易なことではなかった。テクニカルレギュレーションの変更があり、僕たちは新しいプロトタイプメーカーとエンジンサプライヤーを探さざるを得なかった」とルシノフ。

「過去半年にわたって取り組んできて、やっと新しいオレカのシャシーに落ち着いた」

「これは最速のマシンになると信じている。僕たちはシーズン開幕を前に楽観的に構えている」