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マクラーレンがF1エンジンのセンサーを全チームに供給へ

2017年01月31日 07:32  AUTOSPORT web

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マクラーレン ロゴ
マクラーレン・アプライド・テクノロジーズが、F1エンジンの圧力および温度センサーを2018年から全チームに供給する契約を結んだ。

 昨年7月、FIAはコスト削減の一環として、一連の標準センサー供給に関する入札手続きを開始、契約希望者を募っていた。これにマクラーレン・テクノロジー・グループの中で技術分野を担うマクラーレン・アプライド・テクノロジーズが選ばれたことが分かった。契約は2018年から3シーズンとなる。

 このようなセンサーが一社のサプライヤーから供給されるのは初めてのこととなる。マクラーレン・アプライド・テクノロジーズは、2008年から全チームにエレクトロニック・コントロール・ユニット(ECU)も供給してきた。

 同社のモータースポーツディレクター、ロディ・バッソは、今回の契約に関して次のようにコメントしている。
「マクラーレン・アプライド・テクノロジーズが信頼を得て、2018年から2020年のFIA F1世界選手権のエンジンの圧力および温度センサーの単一プロバイダーに選ばれたことを喜んでいる」

「すべてのF1マシンに搭載されるECUテクノロジーからサーキットで各チームをサポートするエンジニアに至るまで、マクラーレン・アプライド・テクノロジーズはモータースポーツの中心で活動し続けている」

「我々の使命は、世界最高のレースチームとシリーズが今後も成長し、世界中のファンを喜ばせることができるよう、他の追随を許さない、優れたサービスを提供することである」