ドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦するメルセデスAMGの2017年ドライバーラインアップから外れたダニエル・ジュンカデラは、「最悪の1年だった」という16年シーズンの成績がメルセデス首脳陣の判断に影響したと語った。
メルセデスAMGは1月26日に17年のDTM参戦体制を発表。ジュンカデラのほか、クリスチャン・ビエトリス、マキシミリアン・ゴッツ、フェリックス・ロゼンクビストがシートを失った。
これにより、13年にDTMデビューを果たしたジュンカデラは参戦開始4シーズンでDTMのグリッドから、いったん姿を消すこととなる。
ジュンカデラは16年シーズン、6ポイントしか獲得できておらず、ランキング24位と低迷。この成績が「(16年シーズンの成績が)間違いなく、影響したと思う」と述べた。
「去年は僕のキャリアで最悪のシーズンだった。ただし、それは未知との戦いを強いられたからなんだ」
「まったく理解できない症状に苦しめらて、困惑してしまったよ」
「シャシーを交換して、一度リセットをかけた。そこからはパフォーマンスを取り戻すことができた」
また、ジュンカデラはメルセデスの決定を「数週間前には聞いていた」ことも明かしている。
なお、17年シーズンの活動プランについて、ジュンカデラはメルセデスと「いくつかのプロジェクト」について検討しているとのことだ。
「検討できるオプションがいくつかある。僕が挑戦したいと思うことを、時間を掛けて見極めるつもりだ」
「なにか熱中できるものを見つけなければ。数日間、じっくりと考えるよ」