メルセデスF1チームは1月27日、ハーネスなどの安全装備を手がけるOMPレーシングをチームサプライヤーとして迎えると発表した。
イタリアに拠点を置き、ハーネスやレーシングスーツといった、さまざまな安全装備を手がけるOMP。メルセデスF1チームには新たに制作した“新世代セーフティハーネス”などを供給する。
このハーネスは、安全性能が引き上げられた2017年のFIAセーフティレギュレーションに適合しながらも、高品質な繊維を採用することで対カーボンファイバー比で45%軽量化。それと同時に衝撃耐性を50%向上させたという。
メルセデスAMGのチーム代表、トト・ウォルフは「OMPレーシングと協力して、彼らが製造するトップクラスの安全装備をシルバアローに搭載できることを誇りに思う」とOMPを歓迎する。
「我々にとってドライバーの安全対策強化は最優先事項であることは間違いなく、OMPとの協力で、この目標を達成できることを誇りに思う」
「彼らと密接に協力していくことで、より安全な装備や新たな安全技術の恩恵を受けることを楽しみにしているよ」
OMPレーシングでチーフエクゼクティブ・オフィサーを務めるパオロ・デルプラートは「モータースポーツ界最高峰のチャンピオンシップを戦うトップチームをパートナーに迎えられることを喜んでいる」とコメントした。
「F1という舞台に挑戦することで、我々は限界をさらに押し上げることができるだろう。最高のパートナーとともに素晴らしい成功を掴むことを願っている」