1月29日、MotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターが2017年の体制発表会を開催。合わせて2017年型『GSX-RR』のスタジオショットを公開した。
『GSX-RR』は、V型4気筒エンジンを搭載したGSV-Rの後継機として登場したマシンだ。14年の最終戦バレンシアGPでデビューし、16年にマーベリック・ビニャーレスとともにスズキ復帰後初、9年ぶりの勝利を挙げた。
17年型『GSX-RR』のカラーリングは、昨年よりも深みのある青に変更され、フロントカウルに入っていた黄色いラインも太くなり、より目立つようになっている。
チームディレクターの寺田覚氏は「期待は大きいです」と次のようにコメントした。
「今シーズンはMotoGPに復帰してから3年目になります。私たちはこの2年間でバイクの改良と開発に力を注いできました。いくつかの分野では改善しなければならない点がありますが、全体として満足しています」
「良いベースを持っているので、セパンでの最初のテストで私たちのパフォーマンスがどのようになっているか、私たちがライバルと比較してどの位置にいるのかを見たいと思います」
17年型『GSX-RR』は1月30日からマレーシア・セパンで開催されるオフィシャルテストで初走行する。