2017年のMotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターは29日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで体制発表会を開催。17年シーズンへ投入する新型GSX-RRをお披露目した。
16年シーズンは、アレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスを起用したスズキ。第12戦イギリスGPではビニャーレスがMotoGPクラス初優勝を挙げ、スズキに復帰後初、9年ぶりの勝利をもたらした。
17年シーズン、スズキはライダーラインアップを一新。新たにドゥカティに所属していたアンドレア・イアンノーネとMoto2クラスでランキング3位を獲得したアレックス・リンスを迎えて最高峰クラスに挑む。
チーム代表のダビデ・ブリビオは「スズキは多くの歴史と偉大なライダー、偉大な成果を収めている。だからこそ、我々は大きなプレッシャーを感じている」とコメント。
「2年前はすべてが新しかった。多くのことを改善できて嬉しく思っている。昨年、レースで勝利したことは素晴らしことだ。だが、それは出発点に過ぎない」
「我々はこのプロジェクトで記録を更新し、栄光を取り戻そうとしいる。伝統を継承し、スズキをトップに戻そうとすることは、みんなにとって良い刺激だ」
発表されたマシンは1月30日からスタートするセパンオフィシャルテストで初走行する。