ウィリアム王子＆ヘンリー王子の亡き母への愛　ダイアナ妃の像を宮殿敷地に設置へ

生前は弱い立場の人々に手を差し伸べ、チャリティ活動に尽力した故ダイアナ妃。しかし妃は1997年にフランスにて事故死し、まだ子供だった息子2人（ウィリアム王子＆ヘンリー王子）が受けたショックは大きかったという。その凄惨な事故から20年、今もなお世界中の王室ファンに愛されるダイアナ妃の像がケンジントン宮殿の敷地に建てられることになった。

このほどケンジントン宮殿がこちらの写真をインスタグラムにアップし、以下のような発表をした。

「故ダイアナ妃のご子息、ウィリアム王子とヘンリー王子のリクエストにより、ダイアナ妃の彫像をケンジントン宮殿の敷地に建てるはこびとなりました。」
「王子達は同彫像の制作のため委員会を招集・委任し、さらに個人的にも資金を集めました。」

また彫像は宮殿の公開庭園に建てられるといい、それを王子達も大変楽しみにしているという。

「ウィリアム王子とヘンリー王子は、こうおっしゃっています。『母の死から20年が経過します。母が英国、そして世界にもたらしたポジティブな影響を、彫像を建てることで評価するには良い時期です』『母は多くの人々の人生に触れました。母の彫像を見て、宮殿を訪問する多くの方が母の人生と遺したものを思い出してくだされば幸甚です』。」

彫像の制作はまだ始まっていないというが、担当する彫刻家やデザインなどさらに詳しい情報は追って発表するとのことだ。

王子達のチャリティ精神に多大なる影響を与え、英国民のみならず世界中の人々に愛されたダイアナ妃。その美しい彫像がケンジントン宮殿に建ったあかつきには、“妃の帰還”を多くの人々が喜ぶはずだ。子供の頃に母を喪い「深い悲しみを心に秘めたまま成長した」という王子達も、宮殿に建つ母の像に心を癒されるに違いない。

出典：https://www.instagram.com/kensingtonroyal
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）