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GP2/GP3の2017年カレンダーが発表。へレスサーキットで初開催

2017年01月28日 03:52  AUTOSPORT web

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2017年のGP2シリーズも全11ラウンドで争われる
GP2シリーズが2017年カレンダーを発表した。シリーズは昨年同様に11ラウンドで行われ、セパンの代わりにスペイン・へレスサーキットで初開催される。

 2016年も11ラウンドで争われたGP2シリーズ。2017年も同様に11ラウンドで開催されるが、カレンダーからはマレーシア・セパンとドイツ・ホッケンハイムでのレースがなくなった。

 開幕戦は2015年以来にカレンダーに加わったバーレーン・サクヒールインターナショナルサーキットが舞台となる。

 4月14~16日の開幕戦を終えると、バルセロナ、モンテカルロ、バクーと続き、シュピールベルク、シルバーストン、ブダペストと7月は3ラウンドを開催。F1と同様に夏休みを経て8月末にスパ・フランコルシャンから再開し、9月1周目にモンツァ。そしてF1日本GPが開催される10月6~8日にへレスサーキットで初開催し、11月末にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで最終戦を迎える。



 GP2シリーズの代表を務めるブルーノ・ミッシェルは、「我々はモンツァとアブダビの間にへレスでレースを開催できることを喜んでいるよ。2017年は3度のフライアウェイラウンドを含む、前年と同じラウンド数を開催したいと考えていた」

「しかし、運送のコストには注意しなければならなかった。4回目のフライアウェイラウンドを追加せずに単独開催をヨーロッパで行うことを必要としたんだ」とコメント。

 また、プレシーズンテストは、3月に3日間のテストをバルセロナとサクヒールで開催が予定されている。

 一方、GP3の2017年カレンダーも発表され、9ラウンドから8ラウンドに減ってシリーズが争われることとなった。

 F1のサポートカテゴリーとして過去3年間は9ラウンド18レースを開催してきたが、2017年は8ラウンド16レースのフォーマットとなる。

 F1ドイツGP消滅を受けホッケンハイムでのレースがなくなり、フライアウェイイベントとなるセパンでのレースもGP3のオーガナイザーが費用の面で拒否したため今季の開催はなくなった。

「コストを抑えるために、フライアウェイイベントは今年11月のアブダビ戦の一回のみにすることを決めた」とGP3代表も務めるミッシェルはコメント。代わりにGP2と共にへレスでのレースを初開催することとなった。

 GP3は5月にバルセロナで開幕戦を迎え、レッドブルリンク、シルバーストン、ハンガロリンクを経て、スパ、モンツァ、へレス、そして11月末にヤス・マリーナで最終戦となる。

 また、プレシーズンテストは、2日間のスケジュールでエストリル、バルセロナ、バレンシアの3カ所で行われる予定だ。

■GP2シリーズ 2017年カレンダー
RoundDateCircuit14月14日~16日サクヒール25月12日~14日バルセロナ35月25日~27日モナコ46月23日~25日バクー57月7日~9日レッドブルリング67月14日~16日シルバーストーン77月28~30日ハンガロリング88月25日~27日スパ・フランコルシャン99月1~3日モンツァ1010月6日~8日ヘレス1111月24日~26日ヤスマリーナ

■GP3シリーズ 2017年カレンダー
RoundDateCircuit15月13日~15日バルセロナ27月7日~9日レッドブルリング37月14日~16日シルバーストーン47月28~30日ハンガリング58月25日~27日スパ・フランコルシャン69月1~3日モンツァ710月6日~8日ヘレス811月24日~26日ヤスマリーナ