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デイトナ24時間:最後のフリー走行は10号車キャデラックがトップ。マツダは周回できず

2017年01月28日 02:32  AUTOSPORT web

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10号車キャデラックDPi-V.R
IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップの開幕戦となるデイトナ24時間耐久レースは27日、決勝前最後のフリー走行が行われ、ウェイン・テイラー・レーシングが走らせる10号車キャデラックDPi-V.R(リッキー・テイラー/ジョーダン・テイラー/マックス・アンジェレッリ/ジェフ・ゴードン)がトップタイムをマークした。

 26日に行われた予選でもフロントロウを獲得し、決勝レースが近づくにつれ、さらに速さを増すデイトナプロト車両のキャデラックDPi-V.Rは、決勝前最後となるフリー走行4回目もトップで終えた。

 セッション終了間際にアタックを行った10号車のドライバー、ジョーダン・テイラーは1分36秒970と、予選2番手に相当するタイムを記録。2番手はドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン。81号車はフリー走行2回目のクラッシュからマシンを修復し、オレカ勢最上位のタイムをマーク。メカニックのハードワークに応えてみせた。



 ポールポジションから決勝レースをスタートするアクション エクスプレス・レーシング(AER)が走らせる5号車キャデラックDPi-V.Rは、クリスチャン・フィッティパルディのドライブにより3番手タイムを記録。マツダの55号車、70号車は2台ともに1周もせずセッションを終えてしまう。現在のところ詳しい情報は入ってはいないものの、24時間の決勝レース前に不安を残す結果となってしまった。



 GTLMクラスは66号車フォード・チップ・ガナッシ・レーシングのフォードGTがトップタイムを記録。2番手に911号車ポルシェGTチームの新型ポルシェ911 RSRが続いた。

 GTDクラスはスーパーGTにも参戦するアンドレア・カルダレッリが所属するポール・ミラー レーシング48号車のランボルギーニ・ウラカンGT3がトップ。アキュラNSX GT3を使うマイケル・シャンク・レーシングの2台は93号車と、86号車がそれぞれクラス15位、16位に終わった。レクサスRC F GT3の2台はクラス21位、22位というやや厳しい結果となった。



 デイトナ24時間の決勝レースは、28日~29日(日本時間29日4時30分スタート)に開催される。