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往年のF3000チーム『イル・バローネ・ランパンテ』の名がFV8 3.5に復活へ

2017年01月27日 16:42  AUTOSPORT web

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1992年の国際F3000・ポーを走るルーベンス・バリチェロ。後方はポール・スチュワート・レーシングのデイビッド・クルサード。
1990年代初頭に、当時多くのF1ドライバーを輩出していた国際F3000で、トップチームのひとつとして活躍していた『イル・バローネ・ランパンテ』の名が、2017年のフォーミュラV8 3.5シリーズに復活することになった。

 イル・バローネ・ランパンテは1991年から93年にかけて国際F3000に参戦。アレックス・ザナルディやルーベンス・バリチェロ、アンドレア・モンテルミーニ、さらにヤン・ラマースやマックス・アンジェレッリといったドライバーが所属した。

 チームはその後、ベネトンのジュニアチーム『ベネトン2』として既存チームを買収しF1参戦を狙ったが、計画はうまくいかず93年を最後に国際F3000からも姿を消していた。

 そんなチームが、2017年にフォーミュラV8 3.5シリーズに復活する。現在ジェントルマンドライバーとして活躍するチーム創設者のジュゼッペ・シプリアーニが、17年のシリーズに向け1台は自らが、もう1台は若手ドライバーを乗せて参戦するという。

「イル・バローネ・ランパンテとしてシリーズに戻ることができて嬉しいよ。我々は2台体制で参戦するが、もうひとりはすぐに発表されるだろう」とシプリアーニは語っている。