F1やWECで活躍し、2016年シーズンをもってドライバー活動から引退したマーク・ウエーバーが、オーストラリア勲章を受章した。
ウエーバーは選手としてもアンバサダーとしてもモータースポーツに大きく貢献し、医療や若者を支援する団体への資金を調達し後援することを通して社会のために尽力したとして、オフィサー・オブ・ジ・オーダー(AO)を授けられた。
2002年から2013年までF1で走ったウエーバーはランキング3位を3回獲得、2014年から2016年にはWECに参戦し、2015年にはポルシェでチャンピオンとなった。
ウエーバーは、モータースポーツ以外でもチャリティ活動に積極的に取り組んでいる。
今回のニュースに対してウエーバーは「全く予想していなかった。少し驚いた」と語っている。
「でもこれほど高く評価されるのはとても光栄なことだ。長い時間をかけてここまで来た。何年も前に(母国を)離れて活動してきたが、国旗を掲げたときにはとてもうれしかった。過去を振り返ることはあまりしたくないが、自分が精いっぱいオーストラリアを代表して戦えたのだとしたらうれしいね」